簡単!浄化槽の殺虫はこれ一つで完璧!

momo
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こんにちは♪momoです。

今回は浄化槽の虫に関する記事を書いてみました。
対策をしないと虫が大量発生してしまうことも…。
しかし、プロに頼むと高額になることもありますよね。そんなお困りのあなたに朗報です!ぜひ最後までお読みください。

なぜ浄化槽に虫がわくのか?

マンホールを閉じていれば、外部からの侵入が防げそうな浄化槽に、なぜ虫がわくのでしょうか?実は、浄化槽内の虫は「わく」のではなく、外から成虫が侵入して卵を産み、それが孵化することで発生します。

虫がわく原因

虫がわく原因
  1. 成虫の侵入
  2. ブロワーの異常

成虫の侵入

外から成虫が浄化槽内に侵入し、卵を産みます。
その卵が浄化槽の中で孵化することで浄化槽の中に虫がわくことになります。

ブロワーの異常

浄化槽内に空気を送るブロワーが故障すると、微生物が死滅し、汚泥が分解できなくなります。これが虫の発生を助長します。

その他の要因

微生物が減ると浄化槽内で腐敗が進み、害虫が棲みやすい環境が生まれます。また、何らかの理由でマンホールを開けたままにしたり、きちんと閉まっていなかったりすると、特に古い家の場合、隙間から家の中に虫が入り込み、排水口を伝って浄化槽内で繁殖することもあります。

浄化槽にわくのはどんな虫?

チョウバエ

チョウバエは浄化槽内で活動し、汚水から固体の汚泥とガスを含んだスカムという浮遊物を分離します。
このスカムはチョウバエにとって理想的な産卵場所であり、孵化した幼虫は水中で成長します。

一般的に「便所バエ」とも呼ばれ、浄化槽で最も一般的な虫です。
特徴的なハート形の羽と体全体を覆う薄い毛が特徴で、卵から成虫になるまでの成長が非常に速いです。成長期間は約2週間で、その後2〜4日で成虫になります。
体長は約4~5mmで、「濾床バエ」とも称されます。

濾床とは浄化槽の機能の一部を指します。湿度の高い場所を好むため、家庭内では浴槽の下や台所の排水口などにも産卵し、繁殖を続ける害虫です。
これらの環境で生活し、家の壁や食品に留まることで汚染を広げながら飛び回ります。

アメリカミズアブ

アメリカミズアブは「便所バチ」とも呼ばれ、その見た目がハチに似ているためこの名がついています。成虫の体長は約6~20mmと小さいのに対し、幼虫は20~27mmと成虫よりも大きく、その姿は大量に現れると非常に不快な印象を与えます。

この虫はチョウバエと同じく水中のスカムに産卵し、幼虫は成長のために水から出て一度地上に出ます。特に排水管を這い上がり、トイレなどから姿を現すことがあります。

成虫は山や川に生息するアブのように人を咬むことはありませんが、その発生の多さと汚い場所からの出現、ハチに似た外見への恐怖感から、非常に嫌われる害虫です。また、家屋に侵入する能力が高く、食品に混入することも多いため、誤って摂取し体内から排泄される事例も報告されています。このような特性から、非常に厄介な存在とされています。

チカイエカ

チカイエカは、主に地下で産卵し、その幼虫期を水中で過ごします。この「地下家蚊」は、一年を通して温度や湿度が安定した地下環境で繁殖し、生活や越冬を行います。

成虫は夜間に活動し、その生息域が主に屋内であり、寒さにも強いため、夏だけでなく冬でも人を刺すことがあります。このため、マラリアなどの感染症を媒介する危険な害虫とされています。

また、チカイエカは他の蚊に比べて産卵数が非常に多く、通常の蚊の約10倍に達するため、その繁殖力が非常に強く、対策が困難な害虫です。

殺虫する方法

1. 浄化槽の点検業者に頼む

浄化槽の点検業者によっては、追加オプションとして殺虫サービスを提供している場合があります。
このサービスを利用すると、一般的には約3,000円で殺虫剤を散布し、その後に殺虫プレートを設置してもらえます。

ただし、具体的な内容や料金は業者によって異なるため、依頼前に詳細をしっかりと確認することが重要です。

2. 自分で殺虫剤を購入して吊るす

僕の家は、なんでも安く済ませたい願望がありますので自分で殺虫プレートを購入して吊るすことにしました。

僕の家の点検業者にも確認しましたのでおそらく問題ないと言えます。
また、この方法で約1年半ほど経過していますが今のところ大量に虫が発生したなどは出てきていません。

さて、僕が購入している商品はこちらになります。

「国際衛星株式会社:パナプレート」です。

吊下げるだけで害虫を駆除できます。速効性と持続性のあるのある優れた殺虫力で、浄化槽、ゴミ置き場、店舗、ホテル、工場などで広く使用できます。また、文化財の保管用途にも、国内の多くの博物館、美術館で採用されています。

https://www.kokusaieisei.jp/products/panaplate/index.html

こちらの商品は以下の特徴を持っておりマンホール内に吊るしておくだけでOKということです。

  1. 有効期限:3ヶ月
  2. 対象害虫:ハエ・蚊
  3. 使用方法:マンホール内に吊るす

気になるコスト

今回は先ほどリンクで貼った楽天の5個セットを基準に計算します。
※2024/06/18現在

価格5,900円(税込)
楽天ポイント計算対象外
枚数5個 × 2枚 = 10枚
有効期限3ヶ月(1枚あたり)
1枚あたりの価格590円(5,900 ÷ 10枚)
1年あたりの枚数4枚(3ヶ月で1枚)

はい。結果出ました。

1年当たりの殺虫剤コスト「2,360円」です。

ちなみに業者の場合は、僕の家は4ヶ月毎の点検なので年に3回の点検です。
「3,000円 × 3回 = 9,000円」となります。

つまり年間約6,500円のコストカットとなりますね!!

吊るし方

僕の家では写真のように吊るしています。
縦に吊るすと浄化槽の水面に殺虫プレート(パナプレート)がついてしまうため横にする作戦をとっています。

こちらは業者さんに教えていただいた方法なので真似しても安心かと思います。

まとめ

今回は自分でできる浄化槽に発生する害虫対策をご紹介しました。
今は全ての物の値段が高騰しているので少しでも安くすることができるのは嬉しいですよね。

少しでも安くしたいとお考えの方はぜひ挑戦してみてください。
また、浄化槽点検費用が高すぎると思っている方はこちらも参考にしてみてください。

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