浄化槽の点検費用が高すぎる…半額への挑戦(その他お得情報あり)
こんにちは♪momoです。
家を建てて2年ほど経過しますが…浄化槽の点検費用が高すぎて泣く…
と思いましたので安くできるのかどうか挑戦してみました。
結果:保守点検費用が年22,000円から11,550円と約半分になりました。
高すぎると思っている方は最後までお付き合いください。
設置している浄化槽情報
まずは僕の家に設置している浄化槽をご紹介します。
タイトル | 内容 |
---|---|
メーカー | フジクリーン工業株式会社 |
型式 | CA-5 |
処理方式 | 接触ろ床方式 |
保守点検目安 | 1回以上 /4ヵ月 |
その他詳細については以下のリンクを参照ください。
浄化槽使用者の義務「法定検査」「保守点検」「清掃」とは
法定検査
浄化槽が正常に機能しているか総合的に判断するための検査です。
保守点検や清掃状況、処理された水の水質を検査を実施します。
この検査は都道府県指定の検査機関が実施します。
使用開始後の検査(浄化槽法第7条)
浄化槽を使用開始後、3か月から5か月以内に実施されます。この検査では、浄化槽が適切に設置され、正常に機能しているかを確認します。
定期検査(浄化槽法第11条)
浄化槽管理者は年に1回、定期検査を受ける義務があります。この検査では、浄化槽の正常な機能の確認、日常的な保守点検や清掃の適正さを確認します。
検査内容
- 外観検査:設置状況や設備の稼動状態を確認します。
- 水質検査:浄化槽の処理機能を確認します。
- 書類検査:保守点検や清掃の記録を確認します。
これらの検査を通じて、浄化槽が常に正常に機能するよう、定期的なチェックが行われています。
保守点検
保守点検は、家庭用の浄化槽を正常に機能させるために本体や付帯設備(ブロワ等)の調整、修理、消毒剤の補充などの作業が必要です。
各自治体の登録を受けた業者に委託して行います。
保守点検については東京都の資料を確認すると「合併処理浄化槽」かつ「20人槽以下」の場合、「4カ月に1回以上」の保守点検が必要だということです。
清掃
浄化槽の清掃では、溜まった汚泥の引き抜きや、付属機器の洗浄・清掃を行います。
1年に1回以上の清掃が必要で、市町の許可を受けた業者に委託してください。
安くするために調査してみた結果…
法定検査費用は固定のため下げられない…
法定検査費用については定められているためここを安くすることはできませんので諦めてください。
また、この費用については国ではなくおそらく県によって異なるためこちらの費用はお住まいの自治体にご確認ください。
例:東京都
清掃費用は下げられるかもしれないが…
浄化槽の清掃は浄化槽のサイズや業者によって料金が異なります。一般家庭では、5人槽、7人槽、10人槽の3サイズが主流で、サイズが大きくなると料金は約5,000円ずつ上がります。
単独処理浄化槽(トイレのみ)と合併処理浄化槽(生活排水全て)でも料金が異なります。清掃料金の目安は、引き抜きのみで2~5万円程度かかるようです。
僕はここが固定でかかると思っていましたが、よく調べてみるとここも変わるのかもしれません。
ここは自治体によっては固定としてあるところもあるようなのでお住まいの自治体に確認し業者に任せている自治体の場合は業者を変更することで下げられる可能性があるかもしれません。
保守点検
お待たせしました。
ここが安くすることができる大きなポイントとなります。
契約業者へ保守点検サイクルの変更依頼
年3回の保守点検、清掃が義務付けられています。
僕が契約していた業者では年4回のプランとなっていました。
年3回が義務なのに年4回実施しているため年3回に減らすことができればその分の費用が浮くと考えました。
まずは契約している会社に年3回の保守点検へ減らして欲しいとの希望を出しました。
結果、年4回のプランしかないため変更はできないとの回答をいただきました。
次に考えたことは業者を変更してしまうことです。
新しい業者を探す
新しい業者を探すためには業者のリストが必要となります。
保守点検業者は自治体によって決められているため各自治体から業者リストを取得することが可能です。
例えば…「八王子市 浄化槽 業者」などで調べてみます
以下の市のページがヒットしますので中身を確認しリストを取得します。
さて…ここからはひたすら頑張るしかりません。
リストの業者に手当たり次第にメールする
リストを確認しご自身の地域が保守エリアとなっているか確認してください。
もし保守エリアだった場合はその会社のホームページを探します。
ホームページには基本お問い合わせができるようになっているためそこから問い合わせを行います。
テンプレートを作成しておけば毎回書く必要はないため便利です。
※電話でもいいのですが、毎回電話するのは手間がかかるので僕はメールで済ませました。
聞く内容としては以下の内容を聞くのが良いかもしれません。
- 保守回数
- 金額
- 支払い方法
- 契約期間
僕はこの方法により約半額まで安くすることができました。
1年で考えるとさほどでもないですが、家は長く住むものなので30年住んだとしたら…と考えると必ず安くしておく必要がありますね。
実はこんなところも節約できる!(お得情報)
浄化槽点検時にこんなことを言われたことはありますでしょうか?
どうやら虫が湧いていますね。
殺虫プレートなどをつけた方が良さそうです。
オプションで3,000円ですがいかがですか?
こういうことを言われてしまうとついついではお願いします。
と言ってしまいそうですよね。
しかしそこはちょっと待ってください!!
これは単純にネットから購入して吊るしておけば良いのです。
僕の利用している商品は「パナプレート」という商品です。
単価的には「2枚×5セット=10枚」で5,900円程度(1枚590円)です。
1枚で3ヶ月程度効くとのことですので年間で4枚(2,360円)となります。
オプションでつけた場合は点検ごととなるため「3,000×3回=9,000円」です。
「9,000円 – 2,360円 = 6,640円」
年間6,000円の差額が出ますのでこちらもご自身で購入することをお勧めします。
まとめ
「法定検査」「清掃」については安くできていません。
「保守点検」については約半額まで下げることに成功しています。
- 現在の保守業者に最低限プランの確認
- 保守業者リストの取得
- 保守業者リストから保守地域の確認
- ホームページの確認
- お問い合わせ用テンプレート作成
- お問い合わせからテンプレートを投げる
- 返信のあった業者の内容を確認
いかがでしたでしょうか。
僕はこの方法で他の方よりはお得に浄化槽点検ができているのではと考えています。
今回調べていく中で汲み取り(バキューム)費用も安くできる可能性が出てきたので同様の方法で調べてみようと思います。
(点検と汲み取りは同じ業者の場合もあれば異なる業者の場合もあるみたいなのでそこも確認が必要かもしれませんね)
少しでも皆様のためになれば幸いです。
それでは〜♪
2024/10/03 追記…
この記事で選定した業者から値上げの通達が来ました…
値上げされてしまうならと重い腰をあげ再度立ち上がり遂に最安値を見つけましたので記事にしました。
ぜひ読んでください。